超低コストiPM
パターンメーキングをデジタル化したい! でもお金がかかりすぎるし場所も取る。なんとかならないのかとお悩みのみなさんに朗報です! なんと、スキャナーもプロッターも無しでデジタル化が実現できるのです。Adobe Illustratorなら超簡単高性能! あなたも今日からデジタルパタンナーの仲間入りです。
超低コストiPMシリーズ vol.1 スキャナー不要の手入
シリーズ第1弾はスキャナー不要の手入力です。これまでドレーピングで得た情報は、大型スキャナーで取り込むというのが常識でしたが、iPMなら、そんな高価で場所を取るデバイスも不要です。しかもかなり正確! 以下の動画を参考にぜひお試しいただきたいと思います。
超低コストiPMシリーズ vol.2 A4プリンター出力
シリーズ第2弾は家庭用A4プリンターを使ったパターン出力です。紙のパターンは生地を裁断するときに必要ですが、裁断が終わればただのゴミとして捨てられるものです。ならばちょっと手間はかかるけど、A4プリンターで十分だと思いませんか。合理的なプリントアウトの方法をご覧ください。
超低コストiPMシリーズ vol.3 A4スキャナー入力
シリーズ第3弾は家庭用A4スキャナーを使ったパターン入力です。シリーズ第1弾 でご紹介した「手入力」で十分便利だと思いますが、もしみなさんが家庭用A4スキャナーをお持ちなら、こんな方法でドレーピング情報を取り込むことができます。
iPM
iPMとはIllustrator Pattern Makingの略で、文字どおりAdobe Illustratorを使ってパターンメーキングをやろうというものです。僕は27年前にこのAdobe Illustratorに出会うわけですが、まさに僕の人生を大きく飛躍させてくれたソフトです。もしこのソフトに出会わなかったら、今の僕は存在しません。
低価格でありながら専用CADなんか足元にも及ばないほどのポテンシャルを持ち、正確でスピーディーなパターンメーキングが実現できるという事実は、僕が30年に渡って携わったTHE NORTH FACEの商品と業績を見れば明らかです。パターンメーキングをデジタル化したいとお考えのみなさん、選択肢はAdobe Illustratorしかありません。なぜなら、このソフトは人生を変えるほどのパワーを持っているからです。ぜひこの機会にトライしていただければと思います。
パターンメーキングをやるためには、Adobe Illustratorの他に、専用ソフト「iPM」が必要です。これはAdobe Illustratorで描いた線の長さを計測したり、ノッチを生成したり、縫い代を付けたりと、パターンメーキングに不可欠な機能をサポートする専用プラグインソフトです。すべてを揃えなくても、最低限SegmentTools(セグメントツールズ)さえあれば、あとはAdobe Illustratorの機能だけでもパターンメーキングが実現できます。「iPM」に関する詳細は株式会社ベビー・ユニバースのサイトからご確認ください。またご質問などありましたら、以下の問合せフォームからどうぞ。